浅間神社(元町百段)
「小泉八雲探訪」ウェブマスターの検証により、「東洋最初の日」で、最初の寺の次に訪れ、車夫チャが「ミヤ」と呼んだ神社と同定された場所。
元町はヘルンの時代から現在まで変わることなく、横浜を代表するショッピングモールとして知られている。ヘルンの時代には多くの寺や神社があったが、浅間神社もその一つである。もともと横浜(港の近辺)にあったのだが、 開港に伴って元町に移された住民が、神社も一緒に移して、元町の鎮守である厳島神社の末社としたものであるという。
ヘルンが書いているとおり、約100段(正確には101段だった由)の石段を登った上にあることから「元町百段」とも呼ばれた。元町商店街から路地を入ってすぐの場所であること、石段を登った上からの景色が素晴らしかったことから、単に信仰の対象としてでなく、観光スポットとしても賑わっていたという。
ヘルンはここで「花を折るべからず」という英語の注意書きを見たそうだが、実際、景色を見るために石段を登って来る西洋人も多かったらしい。
元町浅間神社は関東大震災で石段もろとも崩壊し、再建されることはなかった。現在、石段の下にあたる場所にはブティック、上には民家があり、当時の様子はかけらも見ることができない。ただ、石段下の路地は現在も「百段通り」と呼ばれ、上の花畑だったと思われるあたりには当時を記念する小さな「元町百段公園」が設けられている。
横浜駅からの交通手段
みなとみらい線元町・中華街駅下車。5番出口を出て左折すると、すぐに元町商店街がある。
石段下(地図[1])へは徒歩約2分。元町2丁目と3丁目の間の路地を左折したつきあたり。但しブティックがあるだけ。ここから石段上(地図[2])へは、このつきあたりを左折して1ブロック先を右折。すぐ先の右側にある94段の(^^)石段を登ると、左側に空地があり、これが浅間神社のあった場所と思われる。100mほど行くと、右側に公園がある。
【成田山横浜別院から】
別院から石段を降りて直進、つきあたりを右折するとすぐ広い通りに出て、左側にJR桜木町駅が見える(徒歩約5分)。2番バス乗り場から横浜市営バス11または20系統に乗車して「元町入口」で下車。目の前に元町・中華街駅の5番出口があるので、以降の行程は上記と同じ。
(地図[3]は「増徳院」の項を参照)
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